haru0331kun’s blog

主にインフラや地方自治について書きます。

嫌韓嫌中に感じる違和感 そして維新について

 

最近、北朝鮮によるミサイル挑発など、再び国際情勢が不安定化している。

 

ところで、日本の野党4党(れいわ、立憲、共産、社民)は、いつでも「対話ガー話し合いガー」と主張している。

 

この人たちには国際政治に関する知識も歴史も何も勉強していないのだろう。自分の国は自分で守るのが歴史上見ても当たり前だし、対話が通じない相手には圧力をかけて交渉のテーブルにつかせるしかないのが鉄則である。

さらに、対話ガー!を言い続けた民主党は、韓国とも中国とも関係を悪化させた。いかに空虚でお花畑な議論かがよくわかる。

 

この野党の人たちが、韓国や中国、北朝鮮などに対してあまりにも譲歩的な姿勢を見せることに対しては俺としても納得はいかない。さらに、基地反対運動や日教組などが在日と繋がっているという話もある程度信憑性があるし、許してはならないことだと思っている。

 

 

しかし、一方で、自民党や一部の維新支持者の、嫌韓嫌中発言に対しても違和感を覚える。

 

この手の人たちはよく、韓国併合を美化し、南京事件を無かったことにする。しかし、歴史上見ても日本が韓国に置いて強制労働等を強いたのは事実であるし、南京事件も、数の正誤はあるにせよ、あったことは事実である。

決してそのことを美化してはならない。

 

もちろん、慰安婦のことなどで日本だけが悪者扱いされることはおかしいと考えている。

 

また、この手の人たちは中国人留学生などを増やすニュースを見るとすぐに叩こうとする。kpop なども叩く。

違う国の人と文化交流をしたことはないのだろうか。確かに、文化交流等を通じて中国が乗っ取るリスクはなきにしもあらずだし、それはしっかり動向を見る必要がある。

しかし、だからといって文化交流を通じて異国の人との交流をなくすことはあまりにも視野が狭いと感じる。

 

特に、維新支持している人やその議員が、この手の強硬発言をしていることに対しては疑問をかんじる。

 

創業者の橋下徹は外交に関しては、その手法をとっていなかった。韓国と日本の主張をそれぞれ分析し、日本が過去に韓国に対して行ったことをきちんと認めている。その上で、慰安婦問題など、今の日本が逆に韓国に対して主張すべきことなどを冷静に分析している。

 

維新とはこういう政党であるべきでないのか?イデオロギー対立に陥らず、社会制度にまで入り込んだ深い、本質的な議論を真正面からする。人間の汚いところやダメなところから逃げない。これでもかというくらい、地道な活動をする。

 

大阪の改革でも、道州制を見据え、さまざまな国の制度に踏み込みながら本質的な議論を行ってきた。橋下さんもその理念のもと、政党を立ち上げたのではないだろうか。また、その理念をしっかり我々が継承していくべきではないのだろうか。

 

それを理解せずに、外交などを中心に、イデオロギー強硬論に走る一部の支持者や議員を見て、少し幻滅している。