haru0331kun’s blog

主にインフラや地方自治について書きます。

セーフティネット論 〜金とつながり〜

 

去年の経験を踏まえ、俺はリーダーとは、メンバーが安心して何かに取り組めるよう、セーフティネットを整えることだと考えるようになった。そして俺が考えるそれは、①金②人とのつながりである。

 

①は当たり前のこと。世の中、金がなければ何も始まらないしできない。この視点は見落としてはいけない。

 

金か愛かみたいな議論あるけど、そもそも金がある程度なければ愛も何も始まらない。 

 

けど、学生はそれ心配する必要あまりないだろう。金をどう調達するか、俺自身もここは社会人になってから学ぼうと思う。

 

 

②に関して

これはめちゃ重要。近年、欧米の働き方とか見て、日本も今までのウェットな関係をやめ、実力主義にしようという動きが出ているが、俺はこのウェットな関係と、実力主義は二律背反ではなく、むしろウェットな関係が根底にあるからこそみんなが挑戦しやすくなり、結果実力主義社会になるのではないかと言う論理を持っている。

 

基本的に人は挑戦しようとすると、自分だけが報われない、評価されない、というある種の不満を持ち、ストレスを抱える。その時に自分のことを認めてくれるコミュニティが身近にあるだけで、だいぶそういったストレスを解消でき、よりみんなが挑戦しやすくなるのではないか、と思っている。

 

というわけで、去年副部長をやっていた俺は、とにかく部員同士のつながりの場を作ることに腐心した。オフで遊んだら飲んだりする回数を増やそうとした。

 

だが、

いきなりグループラインで、「みんなどっかいこー!」とか言ったところで誰も来ない。つながりの場を作るのはそれなりに時間がかかるのである。

 

そこで、まずは誰か一人と仲良くなることを心がけた。俺は一個下の後輩一人とめちゃ仲良くなり、飲んだり遊んだりするのを繰り返した。

 

 

次に、次第に遊ぶ人数を増やしていく。仲良くなった後輩+他の後輩数人、みたいな感じで遊ぶ人数を増やしていった。そら繰り返すと、集まるメンバーがある程度固定化していき、「いつメン」が形成される。

 

だが、ここで終わりではない。というのも、新しく入ってくる子がもし数人だけで盛り上がってるのを見たら、少なくともいいようには思わないだろう。

 

そこで、新しく入ってきた子に対しては積極的に話しかけ、いつメンでの遊びに積極的に誘っていく。遊びに行った時は積極的に話を振る。そうやって、新しく入ってきた子を積極的に輪の中にいれ、「いつメン」のメンバーをアップデートしていく。

 

特にこの3つ目の手順は見落としだが大事なことだと思う。

 

 

こんな感じで去年は部員同士でのつながりの場を作ろうとしていたし、その繋がりの場が今ではセーフティネットになるんではないか、と思うようになった。

 

もちろん最初からこのアイディア思い浮かんだわけではないし、その当時意識していたわけではない。むしろ、一個下の後輩がこう言ったアイディアで周囲の人とのつながりを作っており、それに感心し、学ばせてもらった。良い後輩をたくさん持った。