haru0331kun’s blog

主にインフラや地方自治について書きます。

なぜ東京に人が集まるのか?①

 

前回は電車を通じて関東をディスった笑。

 

関東の電車は料金の割には安っちい、家畜運搬車みたいな電車しかないし、良いサービス受けようとするとぼったくられる。

あとは物価高い、観光地乏しいなどなど。

 

じゃあ今日はその反対編。

なぜそんな住環境クソな一面がある関東に日本全国から人が集まり続けるのか?

今日は東京の街に着目しよう。

 

なぜ東京を出すのか?言っちゃ悪いが、関東って東京+アルファでしか無いからだ。神奈川も千葉と埼玉も、みんな朝は東京に働きに出るし、横浜とかも観光地はあれど東京のベッドタウンでしか無い。だからこそ東京に着目したい。

 

ところで、東京に人が集まる理由を語ろうとすると、

すぐに東京は首都だから、国が力入れているし、人が集まるんだ!政策のおかげだ!という人がいる。

確かにその面も否定はできない。全ての省庁は霞ヶ関に集まっているし、役所があるからそれに関連する企業の本社も集まる。東京の開発には中央政府も後押ししている。それは事実である。

 

けど、それだけだったらずーっと人集まるのは難しいと思うんよな。

 

俺が思うに、

街が目まぐるしく変わり続けていることが要因だと思う。東京には丸の内・大手町をはじめ、六本木・赤坂エリア、新宿・渋谷などの副都心、品川などの臨海部などさまざまな都心が存在する。そしてこれほど街が急スピードで変わる都市は日本には他には無い。強いて言うなら、梅田や万博を見据えて湾岸部の再開発が進む大阪くらいだろうか。

 

丸の内では企業の本社、それから商業施設の建て替え・新設が相次いでいる。渋谷はスクランブルスクエアをはじめ、再開発が後を立たない。六本木・赤坂エリアはまもなく日本一高いビルが構築される。品川エリアはリニアの開通を見据え高輪ゲートウェイをはじめとして、大規模な再開発が相次いでいる。

 

こんな感じで目まぐるしく、しかも同時進行でさまざまな所が変わっているのが東京である。

 

人間は日々、新しい刺激を求めて生きる生き物である。その本能を満たしている場所、それが東京であり、さらにその周辺を含めた関東地方である。

 

追加

地方都市が東京への流出を抑えたいのであれば、東京の街づくりの手法を参考にし、人々が飽きない都市を作ろうとする動きが必要だと考える。もちろん財源等が違うから東京並みの大規模なものは難しいだろうけど、それでも東京から学べることは多くあるんじゃ無いのかな。

いつまでも中央政府に頼っていたら何も変わらん。