フェリービジネスは今後伸びる
これはビジネス経験も何もない、21歳の大学生が書いているものなので拙くてすみません。
先日、大阪南港→北九州でフェリーを使って旅をしてきた。
フェリーには以下のメリットがあると思う。
①安い。南港→北九州での料金は8390円だったが、運賃+宿泊代+風呂代と考えれば相当お得なのではないか。ちなみに同区間、新幹線は運賃+乗車券で1万円を上回る。
②快適に寝れる。夜行バスはフェリーよりは安いが、その分寝れる確率は低いし、健康に悪い。
③マイカーを持ち込める。これは特に家族連れの方にとっては魅力的であると思う。実際に俺が乗った時には、家族連れでマイカー持ち込んでいる人が多くいた。
④時間を有効活用できる。俺が利用した便は大阪南港19時50分発、北九州門司港に8時30分着。さらに門司港から小倉までは無料送迎バスもあり、朝から目一杯活動ができる。南港からはニュートラムを使えば30分程度で都心・梅田にアクセスできる。
ざっとこれだけのメリットがある。
場所の制約が大きい寝台特急や夜行バスではできないサービスが提供できているのである。現状ないけど、例えば東京→大阪間を夜間に結ぶフェリーが有れば、ビジネスマンや長距離ドライバー、マイカー持ちの方などの需要を幅広く取り込めるのではないかと思う。
一方、以下の欠点も感じた。
①飯が高い・マズイ。夕飯代1600円、朝食750円だったが、大衆食堂並みの飯しか出てこない。
②Wi-Fiが使いにくい。海の上だから電波が届かないのは知ってる。ただ、Wi-Fiが一回30分で一日3回までというクソ設定。これじゃ仕事もままならないし、何もできない。せめて利用時間を撤廃することくらいはできるのではないだろうか。
③利用目的に応じたスペースが少ない。フェリーには一人旅できている人、家族・友人連れの方、仕事でなっている人などさまざまな利用タイプがいる。ただし現状では多目的スペースが一つしかなく、仕事したい人でも、家族・友人連れの人がワイワイしている中でしないといけない感じになっている。船の中にコワーキングスペースを設けたり、共用スペースの多角化等を図っても良いのではないだろうか。
ざっと挙げたメリットデメリットはこんな感じ。ただし、このデメリットはあまり費用をかけなくても改善できそうではあると思うし、それが克服できればビジネスマンなど、もっと多くの利用者数が見込めるのではないだろうか。
追加
フェリービジネス活性化した場合、以下の更なる経済効果が見込めると考える。
それは湾岸部エリアの活性化である。どの都市でも湾岸部エリアはバブル時代に多くの建物が建てられた割に空き地が多く、経済効果をうまく挙げられていないと考える。
なぜか?今は都心部での再開発が進み、湾岸部に行く必要性が薄いからである。東京であればお台場に行かずとも丸の内、新宿など、大阪であれば梅田や天王寺などの都心部で買い物などを全て済ませられる。
一方、フェリービジネスが活性化すれば、フェリーに乗りに湾岸部に行く人が格段に増える。フェリー出発時刻までの間にご飯などを済ませたい人も多くいるだろう。その需要をうまく掴み、新たな施設の開業などを行えば、空き地だらけの湾岸部も活性化していくのではないだろうか。